ART-SCHOOLの「ガラスの墓標」をmac mineさんと共にカバーしました

音楽

YouTubeでステキな歌声を披露されているmac mineさんと、ステキなイラストを発表されている宇士乃牛彦さんと共にART-SCHOOLの「ガラスの墓標」をカバーしましたので備忘録として本記事を出します。きっかけ、アレンジ、REC環境、イラスト、動画などを書き残せればと思います。

きっかけはYouTubeで聴いた歌声

僕がART-SCHOOLを知ったのは2012年。mac mineさんがYouTubeにアップされていた「ガラスの墓標」のカバーを聴いたからです。ふらっとネット検索をした時にmac mineさんの歌声を偶然、聴いて、凄く良いと思い、逆流していく形でART-SCHOOLを知りました。

ART-SCHOOLを知り、LIVEを見に行くようになってからも定期的にmac mineさんの歌声を聴きに行きました。木下理樹さん達の作り出した曲が素晴らしいというのもあるのですが、mac mineさんの歌声がとても綺麗だったんですね。倍音がとても豊かで眠れない日に聴くとよく眠れるんです。

ちょっとの勇気が世界を変える

自分がmac mineさんに声を掛けさせていただいたのが今回の「ガラスの墓標」をカバーするキッカケになりました。ずーーーーっとお声がけしたかったんですけど勇気がでなかったんですよね。mac mineさんを知った2012年の時点でDAWもやってましたし、お声がけに時間がかかった理由が自分でもわかりかねます…!

ただお声がけに11年掛かったのも必要な時間だったと思います。仮に2012年の時点で声をかけていたとしても断られいた可能性もありますし、今のように楽器を弾けたとも限りません。

アレンジの下敷きはmac mineさんVER

アレンジはmac mineさんが2012年頃にアップロードされたverを下敷きに、本家の2011年11月29日のStucio CoastのLIVEテイクを意識しています。わかりやすい範囲だと…

・キーを半音下げにしてる
・サビのど頭のコードをAではなく、Dにしている
・ドラムのフレーズを勢い重視に変えている

などなど。

他には3年ほど前に僕自身がカバーしようと試みた事があったので製作の下敷きにできるものがあり、手早く作ることができました。アイデアの貯金って大切ですね。歌下手くそなのでかなりの黒歴史なのですが敢えて、残しておきます。

人生初のボーカルエディットは憧れの人の歌声

今までDAWで録音をする時、ボーカルエディットはエンジニアさんに任せてましたが今回は自分で挑戦しました。自分でやってみた方が「何ができるか」「何が足りないか」「何を任せるべきか」を学ぶことができると思いまして。人生初のボーカルエディットは憧れの人の歌声になりました。

エディットをするにあたって3テイク送ってもらって、その中で最も「グッ」とくるものを洗濯しました。仮にそれぞれのテイクをABCとするならば、フレーズによってはA+Cと合体させています。フレーズによっては「Cがそのまま全て採用!」という場合も。

本カバーでのmac mineさんのボーカルはピッチ修正を一切、掛けてません。修正する必要がないと思うくらい良いテイクばかりでした。

ボーカルをグッ!と引き立てるために調整する作業は非常に勉強になりました。学べたことを上げるとキリがありません…!

・一定の周波数をほんの少しだけ目立たせてあげると凄く聞こえやすくなる
・リバーブ(カラオケのエコー)を掛け具合で雰囲気がガラっと変わる

などなど。ミキシングの奥深さを垣間見ました。自分で実際にやってみたことでエンジニアさんに任せる時により具体的なお願いができるようになればと思います。

ギターとベースのフレーズは即興で弾きました

本カバーで弾いたフレーズはほとんど即興の一発録りでした。録り直したのは中間部のソロとアウトロくらいですね。仮テイクのボーカルを聴きながら、合いそうだと思ったフレーズをポンポン弾いていったので自分自身も何を弾いたかほぼ、覚えてません。

RECのギターはGibsonのES-335

本カバーで使用したエレキギターはGibsonのES-335です。全ての場面で使いました。ギターを始めて1年目くらいからずっと使っている大切な1本です。

オリジナルではなく何点かパーツを交換しています。

・ナットをグラフテックに
・ブリッジをナッシュビルタイプに
・ピックアップをFR共にSeymour DuncanのAPH-2(旧 Slashモデル)に
・ペグをGOTOHに

何点かパーツを交換してきましたが一貫して涼しげなクリーントーンと、パリっと乾いたクランチと、甘いヴァイオリンのような音色がでるご機嫌な一本です。

余談ではありますが僕は音質向上のためにパーツ交換したことはありません。ナットが割れたり、ピックアップが断線した時に簡単に手に入る物と交換して修理してきただけです。元々のギターの音色から大きく変えようとするのは非効率的に感じます。

RECのベースはESPのHorizon Bass

ESPのHorizon Bassをピック弾きで録りました。EMG搭載のアクティブタイプのPJベースなのですが、P側だけを有効にしてFenderのプレシジョンベースを意識した音作りにしました。パッシブタイプじゃないんですけど結構、枯れた良い音がしてくれるんですよ。

DAWはMacbookに入ってたガレージバンドで完結

DAWはMacbookに入っていて無料で使えるガレージバンドだったのですが、機能が充実していて本当に良いんですよね。上位のLogic Proに切り替えようと思っているのですが、設定を詰めれば良い音がでるんですよね…。ただ、これからも色々な人とコラボしていきたいならより良い環境にしないといけませんよね。

ギターとベースのRECはガレージバンド内蔵のアンプシミュレーターで完結させてます。ギターはクリーンがフェンダータイプで、歪がマーシャルタイプです。ベースはアンペグタイプで音作りしてます。昔はサンズアンプとか、ヒューケトのプリとか、生アンプを鳴らしてた日々が嘘のようです。ガレージバンドのアンプシミュレーターの音色が本当に優秀なんですよね。

メインビジュアルは宇士乃牛彦さんにお願いしました

動画として出すにはイラストが必要だと思い、仲良くして頂いてるイラストレーターの宇士乃牛彦さんにお願いしました。牛彦さんには僕のHPのアイコンなども作っていただいてましてお世話になりっぱなしで、何かお返しをしないといけないと思うばかりです…!

ふと振り返ると、何かDAWで作った時に牛彦さんに聴いてもらって感想をいただくことが多いかもです。なんか話しかけやすいとうか。作ったは良いけど自信がない時に、最初の一歩を踏み出す勇気をいただくことが多いように感じています。

mac mineさんの歌声を聴いて直感的に牛彦さんの絵柄とよく合うだろうと思いお願いしました。仕上がってきた作品を見て、歌声の作り出す世界と相乗効果を生み出していてとても驚きました!力のある人同士だと足し算じゃなくて、掛け算になるんだなぁ…って。

動画はFinal Cut Proで作りました

発表するための動画はFinal Cut Proの力を借りて作りました。FInal Cut Proはmac専用の動画編集ソフトで大抵のエフェクト、動きを簡単に実現してくれます。僕はYouTubeもよくやってるんですが動画作りってほとんどやらないんですよ(しょうもねーな)。音楽ファイルを発表するための動画作りは自分の可能性を広げてくれる良い機会だと思っています。

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