ART-SCHOOL『Requiem for Innocence』はティーンの煌めき

音楽

ART-SCHOOLが2002年11月27日にリリースした『Requiem for Innocence』のをレビューしたいと思います。メジャーデビュー1stアルバムで今でもライブで演奏される名曲揃い。「色褪せない名盤」という言葉が良く似合います

何故、『Requiem for Innocence』をデビューしようかと思ったのかというと理由は2つで

①2023年現在、最新作の『luminous』のデビューを良く読んでもらえているから
②2023年11月3日にリイシュー盤としてLP化されるから


打算的な思いがありますね(笑)。

はりきって行ってみましょう!

綺麗な音とぶっ潰れた音の対比がティーンの心情そのまま

全曲を通して透明感の溢れたキレイな音と、ディストーションの掛かったぶっ潰れた音の対比がとにかく気持ちいい。キレイな音の透明度が強まる程、ぶっ潰れた音の重みが増します。ぶっ潰れた音が重苦しくなればなるほど、キレイな音の純粋さが高まります。

両極端な音が鳴り響く中、絞り出す様な木下理樹さんの声と赤裸々な歌詞が凄く輝いてます。その姿はまさにティーンの魂の叫びだと思います。

僕はエレキギターを嗜みますが『Requiem for Innocence』に影響を受けた音作りをしてます。今でもディストーション(音を歪ませるエフェクター)は踏み込む時はぶっ潰れた音になるようにセッティングしてます。思春期の影響からは永遠に逃れることができませんね。

今でもライブで演奏される名曲揃い

『Requiem for Innocence』には今でもライブでガンガン演奏される名曲が沢山、収録されていてマスターピース(代表作)という言葉が相応しいですね。「DIVA」「車輪の下」「サッドマシーン」「シャーロット」と近年のライブでも積極的に演奏されています。「ART-SCHOOLとは?」を知りたい方は『Requiem for Innocence』を聴けば把握できると思います。

筆者のお気に入りの曲

筆者は本作収録の「foolish」「シャーロット」が特にお気に入りです。多分。どんな時でも自分の作るプレイリストに入れちゃうでしょうね。「foolish」は気だるそうなギターリフの中、虚無感が詰まった詩が紡がれ、ティーンだった時の筆者の心情そのものですね(笑)。「シャーロット」は凄く命の儚さを歌う様がとても美しいです。

特にシャーロットは気に入っていてお友達のREMにゃんとカバーしました(付き合っていただきありがとうございました)。こちらもよかったら聴いてください

ART-SHOOLの過去作を皆さんも聴いてください

いかがでしたでしょうか?音楽という感じるものを言葉にするのは難しいですね…!ちょっと気を抜くとと抽象的なわかりにくい言葉ばかりになりそうで。もしよかったらみなさまも『Requiem for Innocence』のLP、もしくはCDを購入してください^^

評判がよければ加筆すると思います。もしくは違うアルバムのレビューも書くと思います

ART-SCHOOL(発売当時のメンバー)

木下理樹(ボーカル・ギター)
大山純(ギター)※現 ストレイテナー
日向秀和(ベース)※現 ストレイテナー
櫻井雄一(ドラム)※現 ランクヘッド

1 BOY MEETS GIRL
2 リグレット
3 DIVA
4 車輪の下
5 メルトダウン
6 サッドマシーン
7 欲望の翼
8 アイリス
9 フラジャイル
10 foolish
11 シャーロット
12 乾いた花

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